ほんとうのきもち…
こんにちは。くれたけ心理相談室の藤波映子です。
”お母さんが子どもに聞きました。「今晩、お寿司にする?」すると子どもは言いました。「いや。」そこでお母さんは言いました。「じゃあ、何にするの?」。これはごく普通の会話です。大人はお寿司がいいと思っても、子どもは違う場合もあります。
そんな時「ダメよ。お寿司じゃないと」とは言わないと思います。
では「学校に行きたくない」と子どもが言ったらどうしましょう。「ダメよ。学校には行かないと」と言うべきでしょうか。「じゃあどこに行きたい?」と言ってはいけないでしょうか。私はいいと思います。”
上記の文章はむかし新聞のコラムに載っていた記事の一部です。わたしの子どもが幼稚園に行きたくないと言ったとき、なん十回、なん百回とよみ、とても励まされました。
”「義務教育」とは親が子どもに労働させたりせずに、教育の機会を与える義務です。子どもが学校に行く義務ではありません。子どもにあるのは教育を受ける権利だけです。”とも書いていらっしゃいました。
私の通勤途中に小学校があります。朝、いきたくないと泣いてるお子さんをときどき見かけます。おもわず、走りよって「じゃあ今日は休もうか!どこにいきたい?」と心の中で話しかけている自分がいます。子どもたちのいきいきとした笑顔がみたい!そして未来に希望をもっていきていってほしい!と願わずにはいられませんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
出典:著者/藤井あけみ タイトル/幸福のレシピ 東京新聞 2008年8月29日
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- くれたけ心理相談室(浦安支部)心理カウンセラー
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